追憶の森



品質のこのみ★★★☆☆
内容のこのみ★★★★★

なにかに惹かれて富士の樹海を訪れたアメリカ人男性。森のインターステラー。


プロット
1.樹海を彷徨う男性が別の男性と出会う
2.樹海を訪ねた理由を思い出す、そして一人だけ救出される
3.再び男性を探して樹海に入る
4.戻った日常

1ではよくある自殺モノかと思う。タクミはオバケかなと疑う。
2で死にたくなった理由を語るのかと思わせつつ、そうでない展開に驚く。
3再び森を訪れるとは思わなかった。
4でそれまでの想像がひっくり返る。樹海をまがまがしい場所でなく、ハイラルの迷いの森のように神聖に転換。それって二日本人にはなかなか出来ない発想かも。タクミから聞いた彼の妻と娘の名前のことを知る。主人公が妻から聞けなかったこと「すきな色とすきな季節」と結びつく。その瞬間、タクミが繰り返しいっていた言葉「いつもそばにいる」があふれてくる。

鑑賞者にタクミの「そばにいる」を若干なにも知らないのに適当なことをいってうざいっぽいと感じさせておくことで、主人公がかつて妻に対してそう思っていたことをあとで悔いる心情を追体験させるみごとな仕掛け。


2017年04月25日

感想文

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