小川の辺
★★★☆☆ 星3
愚かな殿のせいで妹田鶴(たず)の夫の討手となった主人公と、幼なじみの奉公人である新蔵が旅をする。
藤沢周平さん原作ながら、庄内弁は控えめ。旅立ちのシークエンスはまるで実写版もののけ姫。
劇中ずっと映らなかった田鶴と夫が、どんな人物になっているのか期待感をあおられたものの、田鶴が嫁入り前に奉公人に別れを告げるシーンで唐突にお目見え。ふつうに唐突。
勝負の終わったラストシーンで、小川の辺の二人に唐突にニッコリする主人公と、それをみている二人心情がわからない。もうひとりの妹や父母が家に咲いた花をみて唐突にニッコリする。エスパーニッコリ。
なぜ兄妹が不仲なのか、愚かな殿が支配する国にその後どのような未来がまっているのか。そんなことには触れない。触らない美学。
2013年05月27日
感想文
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