復活の日



★★★★☆ 星4

細菌兵器によって絶滅に向かう人類と国籍を超え連携していく北極越冬隊の残された人々

子供の頃映画館で見たけど、怖いということしか覚えてなかった。あらためて鑑賞。チャチな特殊効果と映像化しないでテロップで説明するチープさだけが記憶にあったけど、そんなことは大したことじゃなかった。言いたいことと、表現能力に落差がありすぎただけ。言いたいことは色褪せてないし、当時の予算と技術の中で十分語りきってた。たがいに背を向ける機運がたかまるEUや世界情勢の今、人類が20世紀までにやり残した事と、そのつけを一気に払う30世紀以降の未来へのミッシングリンク。背を向けあい滅びる各国と、北極で国を超えて調和していく人々は、それぞれifな道を描いている。種の保存に関するシーケンスはなぜそうなるのかちょっと飲み込みづらいというか、おかしいと思ったけど。
後半、教会での会話シーンは短いけど歴とした絶望と、勘違いかもしれない希望の混ざった名シーンだった。これを今の技術でリメイクするとすごいんだろうと思う。ただ、この手のメッセージはありふれた終末論に置き換えられる傾向にあるから、そんな予算をかけてももとがとれないかも。となると、この時代に映像化できてるだけでも貴重な映画なんだろうと思う。

らいふいずびゅーてぃふる。



2016年07月13日

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