ばかもの
★★★★☆ 星4
サヨナライツカや、ハナミズキのようなプロットの10年再会もの。
1青年期の出会いと別れが大きくトラウマとなる描写は、他の類似10年物のなかでも大きな重さで描かれている。むしろ再会でもなお癒されないほの根深いことも感じさせる。
2冒頭の額子との別れまでの盛りパートと、その後の長い依存症パートともに息苦しい。
3 結末直前の右腕を洗うシーンで実質感情は結晶化した。息苦しいパートが大半なだけに結末での土下座あたりでのカタルシスはそれなりのもの。
盛りが愛情に変化することはない。
それは楽しい時間を共有した記憶として作用するのみ。
この映画では主人公と視聴者に額子を受け入れさせるために事故の設定を設けているけど、額子が平穏に暮らしていた場合でも主人公に愛情が生じたのかは疑問。そこは映画としての着地点に滑走させる方便。
ただ、楽しい時間を共有することは感情を育てる土壌として最適。そんな気がした。
額子の号泣でティッシュ1枚。
星野の名前の真実でティッシュ1枚。
2013年05月14日
感想文
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