紙の月



★★★★★ 星5

ステイしてカップヌードル食べたホテルのお会計が120万円とかならアパート借りたほうがいいよねという合理的な経済観念。


バブル病を治す病院はないのかもしれない。彼女がもっている個性は、病気なのか。病気とは社会との不協和をかもしてしまう心や身体の状態と思えばしっくりくる。ステータスを維持するための浪費によるバブル感ではなく、日常がつまんないという誰でももってるかもしれない小さなよどみにスポットをあてた感じ。小さなよどみはどうしたらいいのか。ドラマを見るのか。スポーツジムに通うのか。居酒屋にいくのか。どれも、つまんないよどみがクリアにならない感じ。それをぬぐうために思うままに振る舞うと得られる突飛な快楽と罪。ラストシーンで、よどみとの向きあい方がそもそもどうだったのか。スピード感やテンポもたいへんよかった。


2015年06月02日

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