僕だけがいない街



★★★★☆ 星4

ピザ屋のバイト青年がタイムリープ能力で事故を防いだことを発端に重大な特異点を正すため何度も世界線を動かしていく

リーディングシュタイナーの能力を持つ青年が、いくつかの世界線を動かして、母や友達の不幸を全て避けた世界線に到達するラスト。そこが映画のタイトルになるトリックにもなる。社会にはいくつもの可能性がありタイムラインがありえるという意味のこもったタイトル。時間を行き来するヒーローという点でゼルダの伝説 時のオカリナにも通じるかも。シュタインズゲートを思い出す設定ながら見終わった印象がヒロイックなのは、シュタインズゲートが仲良しを守る為に親友たちの理想な世界線を放棄させていのに対して、母を守るために結果的に感情移入のない同級生を順に守っていく点。加算して減産するシュタゲに対して、加算のみの本作という感じ。



2016年10月08日

感想文

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